« ヘルシンキのサーモンスープ | メイン | ベネチア Al Mascaron »

2005年12月18日

フィレンツェの大衆食堂Camilloのトリュフソース・パスタ

flr1.bmp
ここは、観光客が少なく地元の人達が多い。しかもお客同士お互いに知り合い
が多いようだ。
どのお客も入り口から入ってくると、すでにテーブルで食事している知り合いを
見つけて挨拶や世間話がはじまり、テーブルにつくまでに時間がかかるのだ。
テーブルまでの道のりは結構長い。
あるお客の店に入ってからテーブルつくまでを書いてみると・・・・。
ボンジョルノー!と、入り口に新しいお客が現れる。馴染みの客らしく、店のお
かみさんが入り口へ出迎え、まずはそこでひとしきり挨拶のやり取り。
女将がテーブルへ案内しはじめると、今度は、奥のテーブルの家族で食事中の
お客から、「おーい、マルコ!」と声がかかる。入ってきたお客は、そのテーブ
ルへ歩み寄り、そこで双方の家族同士全員の挨拶だ。一人一人ビスをやりあい
それぞれ一言ふたこと言葉をやりとり。全員のビスが済んでもダンナ同士で何
事か話が盛り上がりしばらく立ち話。女将もテーブルはあそこだからねと、テー
ブルだけ教えてほかのテーブルのお客へご機嫌伺いにいってしまう。
やっと立ち話が終わったかなと思うと、入ってきた家族のダンナは、別のテー
ブルに知り合いを見つけたらしく、そこへ行ってまた立ち話。たぶん、ダンナだ
けの知り合いなんでしょう。今回は家族は、ダンナは好きなようにさせて私た
ちははやくご飯ご飯マンジャーレ!マンジャーレ!という感じでテーブルへ。
ひとしきり立ち話を済ませたダンナは家族の待つテーブルへたどりつきやっと
全員が着席。
だいたい5-6分の出来事。狭い店で入り口からテーブルまで約5メートル。
それを5分もかけて移動する、ウーン、やはりイタリアだな。

前置きが長くなりましたが、ここでのお勧めの品は、細めんパスタのトリュフソ
ース。
前夜は、フィレンツェ風Tボーンステーキ約500グラムを食べたので、軽い
昼食にしようと、前菜をサンダニエルの生ハム、メインにこのパスタにしたので
す。
生ハムをつまみに、キャンテイを2杯やったところに、メインのパスタが出てき
た。ウェイターが皿を持ってくる。見た目は量が少ない。真っ白な厚手のちょっ
と深さのあるお皿に、淡黄色のソースが絡まった細面のパスタがちょこんとい
う感じで盛られているだけ。お皿もパスタも非常にシンプル。内心ちょっとがっ
かりし、これではもう一品肉か何か頼まないといかんななどと考えをめぐらせ
ながら目の前のテーブルに置かれる一品を目で追う。テーブルに皿が置かれ
るその瞬間、思いもかけなかった強烈なトリュフのなんともいえない香りが鼻
腔をついてきた。もわーっと。うゎーっと思わずうめき声をだしてしまった。ウェ
イターが、これうまいよ!あんた正解!という意味なのかウィンクして皿を置い
ていった。
香りに圧倒されながら、麺をフォークに巻きつけて一口入れる。バターの風味
とトリュフの芳醇な香りが贅沢なモワ-となって口中と鼻腔の奥に広がっていく。
よく見ると淡黄色のパスタに、乾燥トリュフのチップが10枚くらい絡まっている。
ソースは、バターを溶かしてそのなかに乾燥トリュフの薄切れ適量入れて塩で
味を調えただけ。(と思う。)そのソースに茹で上がった細めんパスタ(すみませ
ん、パスタの名前をメモしてこなかったので思い出せないのだ。カッペリーニの
手打ち麺という感じ。)を絡めている。麺は乾燥パスタと違いツルツル感がない
分ソースがよく麺に絡まるのですね。
皿が出されたときは見た目の量が少ないので、ケチられたかな?と変に疑った
りもしたけど、こんな濃厚な味と強烈な香りでこられたら、これが適量なんだと、
妙に納得させられる。シェフは、考えているんですね。

麺を一口食べ、キャンティの赤を一口、これを交互に繰り返すこと約10分。
至福の10分でした。
flr2.bmp

(これは2001年頃の情報です。)
フェイラー格安オンラインショップ ロイヤルキッズクラブ店主

投稿者 royalkidsclub : 2005年12月18日 12:34

ロイヤルキッズクラブ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://royalkidsclub.com/mt/mt-tb.cgi/84

コメント

コメントしてください




保存しますか?